産後のヘアサイクル

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通常のときと産後のヘアサイクルの違い

私たちの毛髪はヘアサイクル(毛周期)を常に繰り返しています。
このサイクルがあるお陰で髪は成長するし、ツヤのある状態をキープできるのです。

 

どのような状態が周期になっているのか図を作ってみたのでご覧になってみてください。
(※毛穴から生えている髪の毛の様子です)
初めて作った図ですので下手でわかりにくいというツッコミはご勘弁ください^^; 

 

ヘアサイクル

  • 退行期・・・平均2週間〜1ヶ月
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    髪の毛全体の5%〜10%にあたる部分が退行期の髪です。
    毛根からの栄養を吸収する力が衰えている状態。
    メラノサイトが作られて髪が黒くなっているのですが、退行期はその活動も弱まっているため白髪になりやすいです。

     

  • 休止期・・・平均3ヶ月 ←出産後は髪全体がこの状態になります
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    髪の毛全体の5%〜10%にあたる部分が休止期の髪です。
    休止期になった毛は一切伸びることもなくなり「ただ生えている状態」になります。

     

  • 発生期
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    成長が止まった休止期の髪の毛の下から新しい髪の毛が生まれて生えてきます。
    押し上げられた古い方の毛は毛根から離れた状態になります。
    自然と抜けることはありませんが、引っ張ったりすると軽い力で簡単に抜ける状態です。

     

  • 脱毛
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    新しく出てきた髪に押し出されるように古い髪の毛が抜けます。

     

  • 成長期・・・2年〜6年
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    全体の90%以上が成長期の髪です。
    成長期は毛細血管から栄養を摂取してグングン伸びます。
    メラノサイトの活動も活発なため黒くてツヤのある髪になります。
    2年から6年と時期に差があるのは年齢によるものです。
    若い人は成長期が長く、年齢が増すごとに短くなります。

 

出産直後は大部分が休止期に

 

産後のママさんならうなずけることだと思いますが、妊娠中は髪の毛がほとんど抜けません。
理由は「生命の神秘」としかいいようがないのですが、妊娠すると身体が冷えないよう女性ホルモンの分泌量が増えて全身の毛が抜けないようになるのです。

 

出産すると、この状態は一転して髪は大部分が休止期になります。

 

上の図を見ていただければわかる通り、休止期の髪の毛は「ただ生えているだけの状態」で生え変わるのを待っている状態です。

 

産後の抜け毛を防ごうとするのはまちがい

 

産後はだいたい休止期の3ヶ月を経てほとんどの髪の毛が生え変わろうとします。
産後の抜け毛に悩んでいる方に産後3ヶ月の割合が多いのはこのためです。

 

産後の抜け毛をなんとかしたいと思っているのであれば、今ある髪の毛が抜けるのを防ごうとするのではなく、出産によって荒廃してしまった頭皮環境を整えて新しく生えてくる髪の毛が元気に育つようにしてあげることが最重要といえます。

 

まとめ

 

今ある髪の毛が抜けるのを防ぐ方法ではなく新しく生えてくる髪の毛のことを考えたほうが落ち込むことなくポジティブになれます。
抜けるものは抜けてしまうのですから防ぐ方法に固執していても効果がなくて落ち込んでしまいます。
落ち込んで思い悩むと産後鬱などに発展してしまうこともありますから、新しい命(赤ちゃん)を産んで髪の毛も心機一転新しくなるくらいに明るく考えるようにしましょうよ!