産後 育毛剤 市販

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美容師時代に受けた質問「市販で買えるおすすめの産後用育毛剤は?」

 

「産後の抜け毛によく効く育毛剤はどれですか?」「マツモトキヨシとか薬局で買える市販品だとどれがいいですか?」といった相談を美容師時代、何度か受けたことがあります。

 

これに対する答えは、
市販の育毛剤には本当に産後に特化して開発された育毛剤がないこと、効果を求める場合には化粧品ではだめだということを言ってきました。

 

端的に言えば上記の言葉で答えになるのですが、もちろん補足の説明はその方の症状をみつつしています。

 

この相談者さんと同じように、市販の育毛剤で良いものはないかお探し中という方もおられると思いますので、私がしてきた説明をここにまとめてみますね。

 

 

ドラッグストア等に売っている育毛剤と本当に産後に特化した育毛剤は違います

 

 

「育毛剤と名の付くものであれば、どれを使っても髪が生える」と勘違いしている方が非常に多いのですが、すべての育毛剤がすべての人に効果的とは限りません。

 

そもそも、産後の抜け毛は通常の抜け毛とは、根本的な原因や症状・性質が異なります。


 

通常の抜け毛と大きく違う原因の一つとして、産後はホルモンバランスの乱れがあります。
産後は、妊娠中に分泌された女性ホルモンが出産を機に一気に減少し、頭皮に悪影響を及ぼします。

 

しかし、一時的な抜け毛であることが多く、ほとんどの方が1年ほどで症状が落ち着くといわれています。

 

ですが、中には症状が落ち着くどころか慢性化してしてしまう方もおり、そうならないためにも産後は早期に頭皮ケアを心掛けることをオススメしています。

 

ただ頭皮ケアと一言でいっても、何をすれば良いの?
と疑問に思っている人は少なくありません。

 

 

 

今流行りのスカルプシャンプーで洗えば良いのかしら?


 

毛穴の詰まりを取れば問題ないんじゃない?


 

など、頭皮ケアに関しては頭皮をしっかり洗えば良い的な考え方が多いのも事実です。

 

確かに頭皮や毛穴を綺麗にすることも必要なのですが、産後の頭皮はホルモンの影響で通常よりデリケートになっています。
さらに抜け毛も増えるため、頭皮に刺激を与えるのは避けた方が良いでしょう。

 

 

 

 

おすすめしているのは、低刺激の育毛剤で頭皮ケアをしつつ、髪に栄養を与えることです。

 

育毛剤は育毛剤でも、通常時に使用する育毛剤では刺激が強すぎ、逆効果となる場合がありますので注意が必要です。

 

産後脱毛に特化した育毛剤が開発されていますので、そちらを使用すると良いでしょう。

 

ただ、産後に特化した育毛剤となるとドラックストアなどで市販されているものがありません。更にいえば、現在のところ医薬部外品の育毛剤もドラックストアではほとんどといっていいほど売っていません。

 

医薬部外品であれば厚生労働省の認可のもと、病気の予防に重点が置かれていますので効果・効能に期待が持てます。

 

 

産後に特化した育毛剤はなぜ市販で販売されていないのか?

 

 

産後に特化した育毛剤の販売はネット通販がほとんどですが、市販の育毛剤との違いは何ですか?


 

大きな違いをいえば、『浸透力の高さ』にあると考えられます。

 

有効成分を超微粒子化することでしっかり毛根まで届けることができます。
有効成分については市販品も通販でしか扱われていない育毛剤も大きな違いはありませんが、浸透力を高めるためにナノ化技術が用いられています。


 

この成分を頭皮の奥まで浸透させるための製法にこだわっているのがネット限定販売の育毛剤。 技術コストがかかるためか、市販化はまだされていません。

 

 

浸透力を高める製法とは?

代表的な製法の一つが『ナノテクノロジー=ナノ化』です。

 

ナノ化を簡単に説明すると文字通りになってしまいますが、成分をナノサイズに小さくするということです。

 

育毛剤でいえば、頭皮ケアに必要な成分を毛穴の奥深くまで浸透できる大きさ(=小ささ)にナノ化します。

 

ナノ化することにより浸透力が高まり、育毛・頭皮ケア成分が頭皮の奥の奥まで染み込み、働きかけることができるのです。

 

しかし、市販の育毛剤のほとんどはこうのような製法がされていませんので、粒子が大きく、毛穴の奥まで浸透できません。
だからと言って、全く効果がないわけではありません。

 

例えば、生え際などの血管が極端に少なく細い場所に対しては、血流を促進してくれる成分が配合されているだけの市販の育毛剤でも効果はあります。

 

ですが、結局のところは頭皮の表面でしか働きかけることができないということになります。

 

なので、産後の抜け毛が多くなる時期は、頭皮の表面だけに働きかけるのでは事足りません。
やはり奥深くから働きかけ、頭皮だけではなく、今ある髪にも栄養を届け、更には新しく生えてくる髪の毛のケアも同時に行うことが理想的な頭皮ケアといえます。

 

そのためには、成分をナノ化し、浸透力が高い育毛剤を選び・使用することが重要なポイントとなってきます。

 

 

1年経っても抜け毛が治まらないケースも

 

 

産後の抜け毛の原因は、冒頭でも述べたようにホルモンのバランスが乱れることにあります。
通常は、ホルモンバランスが正常に戻ると同時に、産後のヘアトラブルも解消されます。
その期間は、平均すると産後1年程度といわれています。


 

しかし、中には産後の薄毛が慢性化し、1年以上経っても抜け毛がおさまらないケースがあります。

 

慢性化する原因には、ストレスが関係していると考えられます。
元々は一過性の抜け毛であったのに、ストレスなどが原因で本格的な「薄毛」に進行してしまったケースです。

 

出産自体が女性の身体にとって大きなストレスとなりますが、そのストレスを発散できぬまま、慣れない育児などでさらなるストレスを抱えると慢性化しやすくなってしまいます。

 

育児をしながらのストレス発散は難しいと思いますが、できる限りストレスは溜め込まないようにしましょう。

 

また、髪の毛は外見を大きく左右する部分でもあり、特に女性にとっては「髪は女の命」と昔から言われるほど大切なものでもあります。
なので、抜け毛を気にするあまり、ストレスが日々少しづつ蓄積されている可能性もゼロではありません。

 

産後にはストレスは付き物ですので、ストレスを全然溜め込まないというのは無理な話でもあるのですが、、「1年経っても抜け毛が止まらない」「薄毛が慢性化してしまった」といった最悪な事態を防ぐために、ケアをいち早く始めることを強くオススメします。

 

そして、髪のケアというのは一時的に行えば良いものではないということを念頭に置いてください。
髪の毛は日々成長し伸び続けていますので、それに合わせて継続的なケアが必要です。

 

 

産後に使用する育毛剤は母子ともに安全・安心なものを

 

産後の主な症状は抜け毛ですから、頭皮を清潔に保ち、頭皮と髪に栄養を与えることがポイントとなります。

 

そのためには成分の浸透力の高さが必須であり、効果・効能に期待ができる医薬部外品に分類される育毛剤をまず試していただきたいです。

 

医薬部外品が配合された育毛剤は市販のものとくらべて値段が高めです。
それを理由に購入をやめる方も多いようですね。

 

たしかに効果があるのかわからない物に高いお金を払うのは大きなリスクに感じられると思いますが、化粧品に分類される安価な育毛剤に比べれば、「良い変化」といいますか、早い段階で髪質や頭皮の変化に気づかれると思います。